こんにちは、ベガッタです。
今年は昨年以上の大雪で、ベガッタの園地は雪に覆われ真っ白です。
1月中旬から剪定を開始し、順調に進み、先週すべて剪定を終えました。
今週から芽かき(摘蕾)と呼ばれる、さくらんぼの芽を欠き落とす作業を始めています。
今年は、芽かき(摘蕾)をしっかりやる予定です。
なぜ、摘蕾が必要なのか?
もし、何もしなければ、さくらんぼの花はたくさん咲き、受粉したら、たくさんの実(さくらんぼ)が実ります。
こちらをご覧ください。
ぶどうのような数のさくらんぼが、結実しました。
このままでは、数が多すぎて、
実が大きくならず、
糖度も上がらず、
美味しいさくらんぼになりません。
実は、昨年、高齢の農家さんから栽培してもらいたいとお話があり、
園地をお借りしたばかりで、
この園地の受粉の良し悪しがわからず、
園地の4分の1は、あえて芽かきを行わないで比較することにしていました。
それが、先ほどの写真の状況です。
去年は、摘果とよばれるさくらんぼの実を落とす作業に相当な時間がかかりました。
1本3時間なんて木もありました。
受粉して、実ができてからでは、効率が悪く、
実を落とすのが「もったいない」と、精神的にも良くありません。
摘果ではなく、芽かき(摘蕾)が効率よく美味しいさくらんぼを栽培できます。
昨年の霜被害でもこれだけ実った園地なので、今年はしっかりと芽かきをします。
この芽かき作業を行うことで、さくらんぼの花の数を減らし、結実を最初から少なくすることで、木に負担なく、一粒一粒を大きく、糖度の高い美味しいさくらんぼを作れます。
地味な作業ですが、しっかりと進めていきます!
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